SNSの隆盛に伴い、理想的な自分を維持するために心理的に無理をする人が増えている

まずは出来ることから

医者

微笑みは広がる

微笑み鬱は、鬱病の種類でも極めて発見が遅れやすいものですから、早いうちに精神科・心療内科を受診できるか否かは、家族の目が届くのが理想です。しかし、自分の殻に閉じこもらないことも大切です。病気であって未病とも捉えられるからこそ、抗鬱薬でなく漢方薬で治せる可能性があることを知っているでしょうか。香りで緩和ができたり、微笑む必要のない鬱病支援の電話相談ができることを知っているでしょうか。今、微笑み鬱で苦しんでいる患者さんに向けて発信されるのは、『ムリに笑わない』ということではないようです。医療機関では、社会に出れば無理難題もありますから、乗り越える力や、やり過ごせるやり方をアドバイスしてくれます。また、笑顔で患者さんを楽しくさせてくれるパフォーマンス活動をするボランティア団体もあります。いつもストレスがなく、元気そうに見え、プラス発想というのが微笑み効果です。ですが、患者さんの状態はストレスを抱え、元気がなく、マイナス発想です。だからこそ、代わりに笑顔を見せてくれる、その笑顔が患者さんの精神面に響くようです。微笑み鬱であるから、微笑まないのではなく、笑顔を返すことをまずは第一目標にしましょう。

人前では明るく快活に振る舞ってしまうのが、微笑み鬱の特徴です。医療機関では、心理学も心得ているため、患者さんの顔の表情から察することができます。職場で元気に振る舞えるのに、自宅や1人になると、心ここにあらずというように空虚を感じてしまうのなら、病み期の可能性も否定できません。微笑み鬱は、比較的、温厚な人がかかってしまうことを医療機関が伝えています。実際つらくて苦しいのに、話しかけられれば、微笑んでしまうようですが、微笑むことで不調を隠しているようです。周りに迷惑をかけたくない、これに気をつけなければなりません。いい意味で、自分の能力を過信してしまい、基本を軽視してしまっているようです。迷惑をかける、かけられる、それは支援や協力体制が整っていれば問題にはなりません。微笑み鬱で何に気をつけるのかは、基本です。挨拶は特に意識すべきで、医師を含めて、出会う人がお互いに笑顔で挨拶を交わす、些細な行動ですが、袖触れ合うも他生の縁です。初めての人には、ムリに微笑んだりせずに、素の表情でも問題ありません。しかし、目元、あるいは口角だけ上げることで治療にもなりますから、試してみましょう。