SNSの隆盛に伴い、理想的な自分を維持するために心理的に無理をする人が増えている

診察

症状が分かりにくいうつ病

微笑み鬱は家族や友人など、近しい人が早期に気付いてあげることが大切です。他人の前ではいつもと同じように振舞えるのが微笑み鬱の特徴ですので、一人になったときに落ち込んだり泣いたりしていないかどうかをよく観察すること重要となります。
医者

まずは出来ることから

微笑み鬱は、鬱病と同じように、治療には時間がかかるものです。微笑んだ姿は素敵ですが、決してムリをしない、そして、1人で抱え込んでしまわないことに気をつけましょう。周りには、支援してくれる方々がたくさんいらっしゃいます。

理想とのギャップ

医者と看護師

SNSが精神的な負担に

隆盛を極めるSNSの影響もあり、増えているのが微笑み鬱です。人気の高いインスタグラムなどでは、おしゃれな洋服に身を包み、完璧なシチュエーションで完璧なポーズを決める画像を何枚もアップロードしているのを見ると、この人の人生は充実しているのだな、と感じる人も多いかもしれません。しかし、こうした誰もが羨むような画像を投稿している人ほど、実は微笑み鬱に悩んでいる人が多いと言われています。毎日理想的な食事やおしゃれなファッションの画像をアップロードしていて、1000を超えるいいねをもらっている人も、実は一人の時には満たされない気持ちでいっぱいという人も多いのです。このような症状は微笑み鬱の特徴とも言われ、一人の時と周囲に見せる表情に開きがあることから、微笑み鬱は発覚しづらい鬱病だとされているのです。一人の時と周囲に誰かがいるときで気分の落差がある場合には、微笑み鬱の可能性が疑わしいです。そんな時にはSNSを一旦お休みし、治療に専念することが大切です。

幸せそうな表情の裏に、軽度から重度にわたる鬱病を隠し持っている病気が微笑み鬱の症状です。SNSで明るくて誰もが羨むような生活ばかりを紹介している人に、この微笑み鬱は増えていると言われています。一見幸せそうに見えますが、それは努力をして装っている姿であるため本当の姿ではありません。また、SNSに掲載するために作られた理想的な自分を維持するためにかなりの努力を要します。このような背景もあって、画像以外では疲れ切っていたり、気分がずっと沈んだままという人が増えていることが社会的な問題となっています。こうした症状が現れた時には、まずはSNSから離れることが一番です。そうすることで心理的な負担を取り除くことができます。毎日SNSに写真をアップロードしていた人が、ある日突然お休み宣言をするのは、微笑み鬱の傾向が見られるときです。微笑み鬱の場合、なかなか自分の本当の心理状況に気づけ無いというケースも多く、重症化してからの病院の受診になってしまうこともあります。

医者

表面化しにくい鬱病

重症化のリスクが高いと言われる微笑み鬱は、表面化しにくい鬱病と言われています。本人に自覚症状がない場合も多いですが、体がSOSを発していることもあります。そのため、それに気づいて早く病院を受診することが大切です。
医者

気付きにくい心の病気

微笑み鬱病とは鬱病の一種で、鬱病と同じように不眠や食欲不振、やる気が出ないなどの症状が現れます。ですが、人前では気丈に振舞ったり笑顔を見せるため、周囲の人に気付かれない病気でもあります。病院は精神科か心療内科を受診します。
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発見が遅れることも

鬱病は気分の落ち込みや気力の低下が代表的な症状ですが、心に不調を抱えているに関わらず、人前で笑顔を見せる、元気に振る舞う微笑み鬱の人もいます。この場合は、周囲も気づきにくく、治療が遅れがちになるので注意が必要です。